
WordPressを最新にしたら不具合が発生して困っている。
一つ前のバージョンでは問題なく動いていたので、WordPressのバージョンを下げたい。
プラグインで簡単にできる方法があれば教えて欲しい。
こんなことを考えている方へ。
この記事を読むことで以下がわかります。
・プラグインを使ってWordPressのバージョンを下げる方法(ダウングレードする方法)
この記事を書いている私は大阪在住のweb制作フリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトやECサイトを作ったり、サイト分析をしたり、PMOとして開発案件に参画したり、ブログを書いたりして生活しています。
プラグインを使ってWordPressをダウングレードする方法【5.8で不具合】
この記事を書いている2021年7月25日時点、WordPressの最新バージョンは5.8です。
先日、保有しているブログのひとつに、最新バージョンの5.8をインストールしたところ不具合が起きました。
ブロックエディタの画面で「このブロックでエラーが発生したためプレビューできません」というエラーが起き、記事が一切書けなくなりました。

直近での変更は5.8のインストールだけだったので、原因はおそらくこれ。
そこで「WP Downgrade | Specific Core Version」というプラグインを使って、WordPressのバージョンを「5.8」からひとつ前の「5.72」にダウングレードしました。
ちなみに、ダウングレードしたら解決しました。
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WordPressのバージョンをダウングレードする流れ
プラグインを使って、WordPressのバージョンをダウングレードする大まかな流れはこちらです。
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WordPress5.8で発生した不具合「このブロックでエラーが発生したためプレビューできません」
バージョンをダウングレードするに至った原因は、最新バージョンの5.8で不具合が出たからでした。
私が発生した不具合はこちら。
・ブロックエディタで全てのブロックに「このブロックでエラーが発生したためプレビューできません」というメッセージが表示され、ブロックを作成・編集できない
・過去に執筆した記事は問題なし

直近で行ったサイトへの変更は、WordPressのバージョンを5.72から5.8にアップデートしたことだけ。
また、使用しているテーマは以下でした。
使っているテーマ |
---|
Snowmonkey(バージョン: 14.3.5) |
Snowmonkey公式のサポートフォーラムでも質問トピックが立っているので、他の方も発生しているみたいですね。
どうやらプラグイン「Snow Monkey Editor」との相性で発生しているみたいでした。
私の場合、WordPressを5.8から5.72にバージョンを下げたら解消したので、一旦はこれで良しとします。
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プラグイン「WP Downgrade | Specific Core Version」を使う
プラグイン「WP Downgrade | Specific Core Version」を使ってWordPressのバージョンを下げる(ダウングレードする)方法を解説します。
このプラグインを使えば、WordPressのバージョンを簡単に下げることができます。
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プラグインをインストールする
まずはプラグインをインストールします。
WordPress管理画面>プラグイン>新規追加 へと進み、検索窓に「WP Downgrade」と入れて検索します。

以下のサムネイルが目的のプラグインです。

「今すぐインストール」を押下。
インストールが終わったら「有効化」を押します。

これでインストールは完了です。
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どのバージョンにダウングレードするか設定する
WordPress管理画面>プラグイン>インストールプラグイン へと進み「WP Downgrade | Specific Core Version」を探します。
「Setting」を押下し、プラグインの管理画面を開きます。

プラグインを開いた直後は以下のような画面になっています。
日本語表記なのでわかりやすいです。

「WordPress ターゲットバージョン」というエリアにダウングレードしたいバージョンを入力します。
正確なバージョンを調べるために「WP 全リソース」をクリックします。
すると、リリース日順に過去のWordPressのバージョン一覧が表示されたページが開きます。

この中から戻したいバージョンを選択します。
私の場合は、
- 5.8から → 5.72へ
バージョンを戻したかったので「WordPress ターゲットバージョン」のエリアには「5.72」と入れました。

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ダウングレードする
戻したいバージョンを入力したら「変更を保存」を押します。
すると、最下部にオレンジの枠で「本体(コア)のアップ/ダウングレード」というエリアが表示されます。

戻したいバージョン(適用したいバージョン)に間違いがなければ「本体(コア)のアップ/ダウングレード」を押下します。

すると、画面が変わります。
「WordPressの更新」の画面が表示され、指定したバージョンの再インストールボタンが表示されます。

この画面は通常のWordPressアップデートで使う画面ですね。
さあ、いよいよダウングレードです。
「バージョン5.72を再インストール」を押下すればダウングレードが始まります(ダウングレードは自己責任でお願いします)。
ダウングレードの完了画面が表示されれば終わりです。

【関連記事はこちら】
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挙動の確認と検証
ダウングレードによって、デザイン崩れや挙動がおかしい箇所がないかを確認します。
今回私がダウングレードに踏み切ったのは、最新バージョンの5.8で不具合が起きたからでした。
ブロックエディタの画面で「このブロックでエラーが発生したためプレビューできません」というエラーが起き、記事が一切書けなくなりました。

無事解消されているのか・・・?
というわけで、ブロックエディタを開きます。

問題なくブロックを生成できました。
一安心です。
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ダウングレードの前には必ずバックアップを取得しよう
WordPressバージョンのダウングレードは自己責任でお願いします。
バージョン変更の前は必ずバックアップを取得しましょう。
私がよく使うバックアッププラグインは以下の2つです。
【All-in-One WP Migration】
https://ja.wordpress.org/plugins/all-in-one-wp-migration/
【BackWPup – WordPress Backup Plugin】
https://ja.wordpress.org/plugins/backwpup/
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
プラグインを使って、WordPressのバージョンをダウングレードするな流れは以下です。
私はver5.8でブロックエディタの不具合が出たので、5.72にダウングレードしました。結果、問題は解消しました。
また、WordPressのバージョン変更は自己責任でお願いします。
今回の記事はここまでです。