
webデザインやコーディングのスキルアップにおすすめな本を知りたい。
あと、セットで身につけるべきスキルがあれば、教えて欲しい。
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
・現役フリーランスの筆者が選ぶwebデザインの勉強におすすめな本の紹介
・webデザインと一緒に身につけるべきスキル、スキルアップの近道について解説
この記事を書いている私は大阪在住のフリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトやECサイトを作ったり、サイト分析をしたり、PMOとして開発案件に参画したり、ブログを書いたりして生活しています。
【2022年】現役フリーランスが選ぶwebデザインの勉強にオススメな本まとめ
現役フリーランスとして仕事をしている筆者が、webデザインやコーディング、WordPress、JavaScriptの勉強におすすめな本を紹介します。
webデザインの勉強におすすめな本
- 現役LPO会社社長から学ぶ コンバージョンを獲る ランディングページ
ほとんどのホームページの役割はユーザーに何か行動を起こしてもらうことです。商品購入、問い合わせ、LINE誘導..etc。それを考えると、ランディングページ(LP)のノウハウは理解しておいて損はないです。
- ホームページの値段が「130万円」 と言われたんですが、これって相場でしょうか? ~ネットの価格はまだまだ下がる!
デザインとは少し離れた話ですが、自分が生み出す「価値」について考えるには良い本だと思います。
正直なところ実際に優れたウェブサイトを見て、自分でデザインをして試行錯誤するのが成長への近道です。
優れたデザインのウェブサイトをまとめたギャラリーサイトの活用がおすすめです。
私がよく見るのは以下です。
・Awwwards – Website Awards – Best Web Design Trends
https://www.awwwards.com/
・Responsive Web Design JP | 日本国内の秀逸なレスポンシブWebデザインを集めたギャラリーサイト
https://responsive-jp.com/
・SANKOU! | Webデザインギャラリー・参考サイト集
https://sankoudesign.com/
コーディング・WordPressの勉強におすすめな本
- 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
初心者向け。「プロゲート」や「ドットインストール」と並行して使い、基礎を固める感じの本です。
- WordPress 仕事の現場でサッと使える! デザイン教科書
架空のカフェサイトを構築しながら、WordPressのイロハを学べます。静的ページは作れるけど、WordPressは初めてという人におすすめ。
- 動くWebデザインアイディア帳
初心者向け。jQueryとCSSアニメーションでサイトに動きをつける方法が載っています。案件でよくあるパターンも掲載されており、実用的です。

- 確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
入門書です。1冊丸っと使って学んでいくタイプの本です。

webデザインの勉強とセットで身につけるべきスキル
webデザインの勉強とセットで身につけるべきスキルと、その勉強におすすめな本を紹介します。
関連する周辺スキルを身につけることで、業務の幅が広がります。また、スキルの掛け算も生まれ、IT人材としての希少性が増します。
クライアントからも「webのことはこの人に聞けば大丈夫」と認識され、信頼性の獲得や一気通貫での案件対応が可能になります。
そしてもちろん、
- デザインのみ案件
- コーティングのみ案件
よりも、
- デザイン + コーディング + コンテンツマーケティング代行
- EC構築 + EC分析 + マーケティング支援
といった、スキルを掛け合わせた案件の方が、受注金額が大きくなります。
EC運営・EC分析の勉強におすすめな本
- 図解即戦力 EC担当者の実務と知識がこれ1冊でしっかりわかる教科書
初心者向け。ベースとして大切な考えを網羅的に掲載している本。「図解即戦力」とあるように図が多くてわかりやすいです。
- EC担当者 プロになるための教科書
「ある程度ECのことわかっているよ」という方はこちらがおすすめ。より実践的な内容が掲載されています。
- 売れるネットショップ開業・運営 eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則。
発行年は2010年と古いですが、ベースの考え方はいまでも通用します。
SEO・ライティング・コンテンツマーケティングの勉強におすすめな本
- 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
不動のベストセラー。漫画形式で読みやすい。
- いちばんやさしいコンテンツマーケティングの教本 人気講師が教える宣伝せずに売れる仕組み作り 「いちばんやさしい教本」シリーズ
コンテンツマーケティングの基本を学べます。十分に広告費を捻出できない小さい会社にとって、コンテンツマーケティングの強化はいまでも有力な集客手段です。
Shopifyの勉強におすすめな本
- 商品売るならShopify 世界標準かつ最先端のECサイト構築入門
初心者向け。「Shopifyってなに?」という初歩的な内容から解説してくれます。後半になるショップインタビューが有益です。
実際に買った私のレビュー記事は以下よりご覧ください。
【関連記事はこちら】
【書評・レビュー】商品売るならShopify 世界標準かつ最先端のECサイト構築入門 を合わせて読む >>
Shopifyは動画で覚えるのもおすすめです。
詳しくは以下のレビュー記事をどうぞ。
【関連記事はこちら】
【レビュー】Udemyで日本語のShopify講座を買ってみた感想 を読む >>
現役フリーランスの筆者の仕事内容とスキルアップの方法を紹介
この記事を書いている私は2020年の3月からフリーランスとして活動しています。
web系の会社で週2〜3日の常駐勤務をしつつ、個人でも案件を受注している形です。
主な仕事内容は以下です。
- コーディング(WordPressサイトがメイン)
- webデザイン(たまに)
- ECサイト構築(最近はShopifyが多い)
- ECサイト分析(売上改善提案が多い)
- webマーケティング提案および代行
- 広告運用代行
EC企業に5年勤めていた経験を活かして、サイト構築〜施策提案〜分析まで手広くやっている感じです。
スキルアップの手段は主に以下です。
- 本
- 動画(Udemy)
- 実践しつつ学ぶ(実際にやりながら)
- 常駐先の先輩エンジニアから学ぶ
中でも「実践しつつ学ぶ」の割合が大きいです。通常業務の中で学び、成長していくことが多いですね。
受注する→壁にぶつかる→考える&調べる→解決する→ブログにまとめる(アウトプットする)→身に付く
というパターンが多いです。
スキルアップの一番の近道は自分でウェブサイトを運営すること
本記事では、webデザインやコーディング、WordPress、JavaScript、その他のweb周辺スキルの勉強におすすめな本を紹介しました。
本での学習はとても価値があります。
ネットに散らばっているような断片的な情報ではなく、体系的にスキルを学べます。また、1冊手元に置いておくことで、いつでも参照できる「辞書」としての役割も果たしてくれます。
とはいえ、スキルアップの一番の近道は、
- 自分でウェブサイトを運営すること
だと思っています。
それも、世の中で圧倒的なシェアを誇り、案件としてのニーズも多いWordPressのサイトを運営することをおすすめします。
自分でWordPressサイトを運営することで、
- サーバーの知識
- ドメインの知識
- 運用・保守時の注意点(セキュリティ、バックアップ、バージョンアップ…etc)
- 集客(pvを集める)の難しさ
- 集客後のコンバージョンの難しさ
- SEOの考え方と検索上位獲得のためのスキル
- WordPressの構造理解・カスタマイズを通じたコーディング・デザインのスキルアップ
等々を身につけることができます。
なお、WordPressサイトを作成するなら「エックスサーバー
」がおすすめです。
エックスサーバーの特徴
・国内シェアNo1のレンタルサーバー
・サーバーの安定性とサポートの充実さが抜群
・独自ドメインが永久無料
・「WordPress クイックスタート」機能があり、サーバー契約〜ドメイン設定〜SSL化WordPressインストーの全工程を自動で行ってくれる
契約プランは一番安い「エックスサーバースタンダード[旧X10]」でOKです。私もこのプランで複数のサイトを運営しています。
セキュリティやサポートがしっかりしているのが特徴です。昔、契約サーバーに悪意のある攻撃を受けたことがあるのですが、とても親切に&適切に対応してもらいとても助かった経験があります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
本記事では、webデザインやコーディング、WordPress、JavaScriptの勉強におすすめな本を紹介しました。
また、webデザインの勉強とセットで身につけるべきスキルと、その勉強におすすめな本も紹介しました。
本での学習はとても価値があります。ネットに散らばっているような断片的な情報ではなく、体系的にスキルを学べます。とはいえ、スキルアップの一番の近道は、自分でウェブサイトを運営することだと思っています。
今回の記事はここまでです。