
shopifyでECサイトを作ろうと思っているので、法務関連のページを作成したい。
プライバシーポリシー、特定商取引に基づく表記、返金ポリシー、配送ポリシー、利用規約などの作り方を教えて欲しい。
こんなことを考えている方へ。
この記事を読むことで以下が分かります。
shopifyでの法務関連ページの作り方
この記事を書いている私は大阪在住のweb制作フリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトを作ったり、ECサイトを作ったり、ブログを書いたりして生活しています。
先日こんなツイートをしました。
このツイートを掘り下げて、Shopifyでの法務関連ページの作成方法をご紹介します。
Shopifyでプライバシーポリシーなどの法務関連ページを作る方法
Shopifyでプライバシーポリシーなどの法務関連ページを作る方法は以下です。
下記の公式ヘルプページに手順説明はあるのですが、キャプチャがなく分かり辛いです。キャプチャ付きで解説します。
ページを作成する
まず、shopifyの管理画面にログインし「設定」を押します。

続いて、設定メニューの中にある「法務関連」をクリックします。

すると、以下のような画面が表示されます。この画面の中に「プライバシーポリシー」「特定商取引に基づく表記」「配送ポリシー」「利用規約」の入力エリアがあります。

一番上にあるのは「返金ポリシー」です。

内容をテキストボックスに記載していきます。画像や表の埋め込み、インデントや文字装飾なども可能です。
他の項目も同様です。
次が「プライバシーポリシー」です。

その次が「利用規約」です。

続いて「配送ポリシー」

最後が「特定商取引法に基づく表記」です

「特定商取引法に基づく表記」はネットでモノを売る上で必ず必要な表示になります。どんな要素が必要なのかは、Amazonのヘルプページが参考になります。
ここまで入力し終えたら、ページ右上の「保存」を押します。これで法務関連ページの作成が完了です。

表示確認をする
ページが正しく表示されているかを確認します。
「返金ポリシー」「プライバシーポリシー」「特定商取引に基づく表記」「配送ポリシー」「利用規約」を作成すると、自動的にサイト上にリンクが生成されます。それぞれ、以下の場所に表示されます。
返金ポリシー | ・チェックアウトページ ・注文レビューページ ・ヘッダー&フッターメニュー (任意) |
プライバシーポリシー | ・チェックアウトページ ・ヘッダー&フッターメニュー (任意) |
利用規約 | ・チェックアウトページ ・ヘッダー&フッターメニュー (任意) |
配送ポリシー | ・商品ページ ・カート ・チェックアウトページ ・ヘッダー&フッターメニュー (任意) |
特定商取引法に基づく表記 | ・チェックアウトページ ・ヘッダー&フッターメニュー (任意) |
「任意」というのは、自分で設定した場合は表示されることを指します。ヘッダーとフッターへは、ページをメニューに追加することで表示が可能です。
色々なページに自動表示されますが、共通しているのは「チェックアウトページ」です。
ここのフッターに全ページのリンクが表示されます。チェックアウトページとは、カート画面の「ご購入手続きへ」を押下して、

その先にあるこちらのページです。キャプチャは以下。

フッター部分に「返金ポリシー」「プライバシーポリシー」「特定商取引に基づく表記」「配送ポリシー」「利用規約」が表示されていることがわかります。
クリックでモーダル画面が開き、内容を確認できます。正しく表示されていればOKです。

また、「配送ポリシー」は商品ページの価格の下にも表示されます。「配送料」というテキスト部分をクリックすると、ポリシーページが開くしくみになっています。


商品ページの価格の下には入れたくないなぁ・・・邪魔だなぁ。
と思ったら消すことができます。手順はshopify公式ヘルプの以下の記事を参照ください。
作成した法務関連ページをフッターに表示させる
作成した法務関連ページはチェックアウト画面に表示されます。
ですが、返金ポリシーやプライバシーポリシーはチェックアウト(決済)のタイミングではなく、事前にお客さんに提示させたいものです。
そこで、作成した法務関連ページをサイトのフッターに表示させる方法を解説します。
ノーコードで可能です。手順は以下です。
すると、モーダル画面内に作成した法務関連ページの一覧が表示されます。フッターに表示させたいページを選択して保存すればOKです。
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
shopifyでプライバシーポリシーなどの法務関連ページを作る方法は以下です。
手順は公式ヘルプにも掲載されています。
また、あまり聞きなれないですが「特定商取引に基づく表記」はECサイトには必須です。どんな要素が必要なのかは、Amazonのヘルプページが参考になります。
今回の記事はここまです。