
Shopifyで決済方法を設定する方法が知りたい。
Shopifyペイメントとか、AmazonPayとか、PayPalとか、どうやって設定したらいいか教えて欲しい。
あと、ShopifyでECサイトを運営するのにオススメな教材があれば知りたい。
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
・Shopifyで決済方法を設定する方法を解説
・ShopifyでECサイトを運営するのにオススメな教材を紹介
この記事を書いている私は大阪在住のweb制作フリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトを作ったり、ECサイトを作ったり、サイト分析をしたり、ブログを書いたりして生活しています。
Shopifyでの決済設定のやり方【分かりやすく解説します】
以下の決済の設定方法について解説します。
- Shopifyペイメントの設定方法
- PayPalを設定する
- amazon payを設定する
- KOMOJU(コンビニ決済)を設定する
- 銀行振込を設定する
- 代引きを設定する
決済の設定方法については、公式にもガイドがあります。
導入の手軽さ、手数料の低さを考えると「Shopifyペイメント」の導入はマストです。
越境ECを展開しているクライアントサイトには、「PayPal」も導入することが多いです。海外ユーザーにはニーズの多い決済手段になります。
「KOMOJU」はコンビニ決済を導入できるのが魅力的です。
Shopifyペイメントの設定方法
管理画面 > 設定 > 決済へと進みます。

「Shopifyペイメントを有効にする」を押下します。

上記の画面が表示されない場合は、以下のような画面が表示されていると思います。その場合は「アカウントの設定を完了する」を押下します。

いずれかのボタンを押下すると、Shopifyペイメントの設定画面が開きます。
表示された画面で「ビジネスの種類」を「法人」に選択します。

個人事業主の場合は「個人事業主」を選択します。

以下の画面が表示されるので、ここに必要情報を入力していきます。

「個人事業主」を選択した場合の表示は若干異なります(法人番号がないなど)。
「商品の詳細」には、販売商品の概要を入力します。

「お客様の請求明細書」で入力した情報は、オンラインストアで買い物をしたお客様に請求が行く際の宛名となります。

また、オンラインストアの売上金を受け取る口座を入力します。

登録内容に問題がなければ「アカウントの設定を完了する」を押します。
これで、SHopifyペイメントが有効になりました。
クレジットカード払いの設定
続いて、お客様が決済時にクレジットカードを使えるようにします。
Shopifyペイメントの「管理する」を押下します。

「利用中の決済サービス」の欄にて、
- VISA
- MasterCard
- American Express
にチェックが入っていることを確認します。

JCBについては、別途審査が必要になります。
これについては後述します。
Shop Pay、Apple Pay、Google Payの設定
続いて、
- Shop Pay
- Apple Pay
- Google Pay
で商品を購入できるように設定します。
Shopifyペイメント > 管理する を押下して、管理画面を開きます。
「利用したい決済手段」の欄の下部にある以下のエリアで、利用したい決済手段にチェックを入れます。

これで完了です。
なお、Apple Payについては、以下の条件を満たすお客様にしか表示されません。
※参考:Shopify公式ヘルプ – Apple Payを有効にする >

Apple Payをサポートするデバイス
[Apple Pay] ボタンを表示するには、お客様が次のいずれかのデバイスで、iOS 12.1またはmacOS 10.14.1でSafariを使用する必要があります。
・iPhone (SE、6、6 Plus、またはそれ以降)
・iPad (Pro、Air 2、Mini 3、またはそれ以降)
・Apple Watch
・Touch ID付きMacBook Pro
・すべてのMacモデル (2012年以降) とApple Payを有効にしているiPhoneまたはApple Watch
また、Google Payも同様に、条件があります。
※参考:Shopify公式ヘルプ – Google Payを有効にする >

Google Pay対応ブラウザー
デスクトップまたはモバイルでサポートされている次のブラウザーのいずれかを顧客が使用していないと、[Google Pay] ボタンは表示されません。
・Google Chrome
・Mozilla Firefox
・UCWeb UC Browser
売上金の振込元の名称設定
Shopifyペイメント > 管理する > 支払いの詳細 セクションまで移動します。
サイトの売り上げは、一定期間ごとに登録した銀行口座に振り込まれます。その際の「振り込み元」の名称を変更できます。
デフォルトは「Shopify」です。
変更する必要があれば変えます。

支払いを受けるスケジュールを変えることができます。
デフォルトは毎週金曜日です。

テストモードについて
Shopifyペイメント設定画面の一番下には「テストモード」という項目があります。
これにチェックを入れると、決済がテストになります(実際に請求されなくなります)。主にはサイトオープン前の決済テストで使用する機能です。

ShopifyペイメントのJCB対応について
ShopifyペイメントはJCBに対応していますが、最初から使えるわけではありません。個別に利用申請が必要です。
まずは、Shopifyペイメント設定を完了させます。
続いて、Shopify管理画面の設定>決済>Shopify Payments>管理する を選択します。

JCBの横の「リクエストを開始する」を押します。

会社情報などを入力する欄が出るので、必要事項を入力します。
以下の表示に変われば審査が始まっています。

なお、「リクエストを開始する」というボタン自体が表示されない場合もあります。
JCBカードの対応は、最近リリースされたもので各サイトに順次適応されていくためです。表示されていない場合、時間を空けて(数日〜数週間)画面を確認してみてください。
また、審査に最大3週間とのメッセージが出ますが、私が担当した案件では審査期間は約1週間でした。
PayPalを設定する
設定 > 決済へと進みます。
PayPalを利用される場合は、以下のボタンを押下して画面の指示に従って設定を進めてください。
※事前にPayPalアカウントへの登録が必要です。

amazon payを設定する
設定 > 決済へと進みます。
amazon payを利用される場合は、以下のボタンを押下して画面の指示に従って設定を進めてください。
※事前にamazon payアカウントへの登録が必要です。

KOMOJU(コンビニ決済)を設定する
設定 > 決済へと進みます。
KOMOJU(コンビニ決済)を利用される場合は、以下の手順で決済の有効化をお願いします。
設定>決済 の画面の中にある「代替決済方法」をクリックします。
※事前にKOMOJUの利用登録が必要です。

一覧の中から「KOMOJU・コンビニ/その他」を探してクリックします。

KOMOJUの設定画面が開きます。
KOMOJUのアカウント画面で確認できるAPIキーと非公開鍵を入力します。

使用する決済手段を選択します。
Shopifyペイメントを有効にしている場合、クレジットカードはShopifyペイメントでカバーできているためチェックは外します。
(こちらにチェックを入れて、KOMOJUでクレカ決済を受け付けることもできますが、手数料が2%くらい高くなってしまいます)

「テストモード」にチェックが入っていた場合は、チェックを外します。
チェックが入ったままだと、売上が計上されなくなってしまいます。

ここまで入力して問題なければ、確定を押して決済を有効化します。
銀行振込を設定する
設定 > 決済へと進みます。
「手動の決済方法」から「Bank Deposit」をクリックします。

Bank Deposit(銀行振込)の設定画面が表示されます。

「詳細」や「支払いの手順」に以下の情報を記載します。
- 振込先の口座
- ○日以内に入金して欲しい旨
- ○日を経過しても入金がない場合はキャンセルを行う旨
- 入金後に発送を行う旨
- 振り込み手数料は負担して欲しい旨
これらの情報は決済画面でお客様に表示されます。
代引きを設定する
設定 > 決済へと進みます。
画面の中にある「手動の決済方法」から「Cash on Delivery (COD)」をクリックします。
以下の設定画面が表示されます。

「詳細」や「支払いの手順」に詳細を記載します。
例)
ご注文金額に応じて代引手数料がかかります。
合計金額に代引手数料を加算した金額を配達員にお支払いください。【代引手数料(税込)】
1万円以下 300円
3万円以下 400円
これらの情報は決済画面でお客様に表示されます。
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
本記事では以下の決済の設定方法について解説しました。
- Shopifyペイメントの設定方法
- PayPalを設定する
- amazon payを設定する
- KOMOJU(コンビニ決済)を設定する
- 銀行振込を設定する
- 代引きを設定する
決済の設定方法については、公式にもガイドがあります。
今回の記事はここまでです。