
shopify(ショッピファイ)で¥(円マーク)の後ろに付くJPYを消したい。
注文完了メールなどで、デフォルトで「¥2,000 JPY」になっているので、後ろの「JPY」を取りたい。
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
¥(円マーク)の後ろに付いているJPYを消す方法
この記事を書いている私は大阪在住のweb制作フリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトを作ったり、ECサイトを作ったり、サイト分析をしたり、ブログを書いたりして生活しています。
通貨表示で¥(円マーク)の後ろに付いているJPYを消す
shopifyのデフォルト設定では、¥(円マーク)もJPYも両方表記される仕様になっています。
下の画像は、注文が完了した時に自動的にお客さんに送付される「注文確認メール」です。合計金額の欄が「¥2,005 JPY」となっています。

¥(円マーク)とJPYが両方表記されている状態です。
一般的には¥(円マーク)のみを使用して、JPYはないですね。たとえばAmazonを見てみます。
以下の画像は私がAmazonで買い物をした際の注文確認メールの文面です。JPYは存在せず¥(円マーク)だけです。

「JPY」の消し方
違和感があるのでJPYの方を消します。現状では以下のように¥(円マーク)の後ろにJPYがついています。

JPYを消す手順は以下です。
順番に解説します。
まず、shopifyログイン後の管理画面から「設定」を開きます。

続いて、設定メニュー内の「一般設定」を押下します。

下の方に「ストア通貨」という欄があります。日本語サイトの場合は「日本円(JPY)」になっているはずです。「形式を変更する」を押します。

なお、ストア通貨は一度その通貨で決済がされると変更する事ができません。
たとえば、遊び半分でUSドルに変えてテスト注文とかしてしまうと、USドルから変えれなくなります。変更にはサポートへの連絡が必要になってしまうので注意が必要です。
「形式を変更する」を押すと「通貨の形式」というエリアが表示されます。

「通貨があるHTML」と「通貨が表示されたメール」に「JPY」と入っている事がわかります。


この「JPY」を消せばOKです。
消した状態は以下です。

なお「通貨が表示されたメール」というのは、何度かお見せしている以下のキャプチャです。注文完了時にお客様に自動で届くメールなどです。

「通貨があるHTML」とは、たとえばカート画面の合計金額表示部分などです。¥(円マーク)とJPYが併記されているのが分かるかと思います。

修正を確認する
最後に正しく修正できているかを確認します。
まずメールから確認します。
管理画面 > 設定 >通知を押下します。

送信されるメール一覧が並んでいる画面が表示されます。その中から「注文の確認」を押下します。

右上にある「アクション」から「プレビュー」を選択します。

すると、実際に送信されるメールをプレビューで確認できます。JPYが消えていれば修正完了です。

次に「通貨があるHTML」の方が正しく修正されているかを確認します。
カート画面が一番確認しやすいと思います。適当な商品をカートに入れて、カート画面を開きます。
JPYが消えていれば修正完了です。

中国元も対応する場合はJPYは残しておいた方が良い
日本円だけで販売するならいいですが、越境ECで中国元(CNY)表示を対応する場合はJPYは残した方がいいです。
理由は以下。
中国元の通貨表示も¥(円マーク)だから
日本円で買った場合の金額表示は以下。

中国元で買った場合の金額表示は以下です。

どっちも通貨記号は¥(円マーク)なんですよね。
金額の桁数が違うので、見分けはつくのですが、パッと見、紛らわしいです。なので、越境で中国元(CNY)表示を対応する場合はJPYは残した方がいいです。
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まとめ
この記事のポイントをまとめます。
shopifyの通貨表示で¥(円マーク)の後ろについているJPYを消す方法は以下。
順番に解説します。
ただ、越境ECで中国元(CNY)対応している場合は、消さずに残した方がいいです。理由はCNYもJPYも通貨記号が¥(円マーク)なので、消すと紛らわしいからです。
今回の記事はここまです。