
GitHubでコード管理をすることになったので、GitHubデスクトップの使い方を知りたい。
リポジトリのクローン方法とかコミットする方法を知りたい。
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
・GitHubデスクトップのダウンロード方法
・GitHubデスクトップでリポジトリをクローンする方法
・ローカルで編集したファイルをコミットする方法
この記事を書いている私は大阪在住のフリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトやECサイトを作ったり、サイト分析をしたり、PMOとして開発案件に参画したり、ブログを書いたりして生活しています。
GitHubデスクトップ(GitHub Desctop)の使い方【初心者向け】
「GitHubデスクトップ」とは、デスクトップ上で簡単にgit管理ができる公式のアプリケーションです。
gitのコマンドを入れることなく、pull、commit、pushといった操作が簡単に行えます。「SourceTree」みたいなものです。
GitHubデスクトップを導入して使うまでのステップは以下です。
順番に解説していきます。
なお、今回の前提は以下になります。
- 2021年8月時点の情報
- OSはMac
- GitHubのアカウントは取得済み
- GitHubでリポジトリは作成済み
【関連記事はこちら】
githubのリポジトリを削除する方法【消し方を解説】 をあわせて読む >>
GitHubデスクトップのダウンロード方法
まずはGitHubデスクトップをダウンロードします。
ダウンロードについては以下のヘルプに解説があります。

実際のダウンロードページはこちらです。
「Download for macOS」を押下します。

ローカルにダウンロードできればOKです。

そして、アプリケーションフォルダに移行します。

GitHubデスクトップを開いてアカウントの接続を行う
続いてGitHubデスクトップを開いてアカウントの接続を行います。
アプリを開いて「Sign in to GitHub.com」を押下します。

アカウントの接続画面が開くので「Authorize desktop」を押下します。

パスワードを入力し「Confirm password」を入力します。

「Configure Git」でGitの設定を行う
続いて「Configure Git」でGitの設定を行ます。
ユーザー名とメールアドレスについて、
- GitHubのアカウント情報をそのまま使う
- 新たに自分で設定する
のどちらかを選ぶことができます。
デフォルトは「GitHubのアカウント情報をそのまま使う」になっています。

私は「Configure manually」を選択して、好きな情報を入れました。

ここで登録した内容は、コミットした時のユーザー情報に影響します。
実際の見え方は画面下部の「Example commit」で確認ができます。
「Finish」を押すと完了です。
アプリのトップ画面が表示されます。

GitHubデスクトップでリポジトリをクローンする方法
続いてGitHubで作成済みのリポジトリをクローンします。
まず「Clone a Repository from the Internet」を押下します。

リポジトリをクローンする方法は主に2つです。
- ① GitHubと接続して、保有する(もしくは共有されている)リポジトリを選択してクローする方法
- ② リポジトリのURLを直接打ち込んでクローンする方法
前者の方が簡単です。
それぞれの方法を順番に解説します。
まず①の「GitHubと接続して保有する(もしくは共有されている)リポジトリを選択してクローンする」手順は以下です。

「Clone a Repository」のタブから「GitHub.com」を選択します。
「Repositories」という欄に、保有する(もしくは共有されている)リポジトリの一覧が表示されるので、クローンしたいリポジトリを選択します。
最後にローカルの保存先を選択して「Clone」を押せば完了です。
続いて②の「リポジトリのURLを直接打ち込んでクローンする方法」は以下です。

「Clone a Repository」のタブから「URL」を選択します。
「Repositoty URL or GitHub username and repository」の欄にリポジトリのURLを入れます。
最後にローカルの保存先を選択して「Clone」を押せば完了です。
なお、リポジトリのURLはGitHubのリポジトリのページから確認できます。
「Code」を押下します。

「Clone」というタブにURLが記載されているので、それをコピーして貼り付ければOKです。

上記、①か②の方法でリポジトリのクローンが終わると、コードの管理画面が開きます。

「No local changes」となっているのは、クローンしたばっかりでローカルでまだファイルの変更が行われていないためです。
「History」を押下すると、過去のコミットの履歴を見ることができます。

ローカルで編集したファイルをコミットする方法
最後にローカルで編集したファイルをコミットする方法を解説します。
ファイルの編集はどのエディタで行ってもOKです。
「Visual Studio Code」でも「sublimetext」でもなんでもOKです。
ファイルを変更してGitHubデスクトップを開くと、変更内容が表示されます。

左下の欄に変更内容と必要なら詳細を書いて「commit to main」を押下します。
これで完了です。
【体験談】GitHubデスクトップが必要になったわけ
複数人が関わるとある案件にて、GitHubでコード管理をすることになりました。
いままでGit管理のGUIは「SourceTree」を使っていたのですが、

GitHubでソースコード管理するなら、せっかくだしGitHubデスクトップ(GitHub Desctop)を使ってみよう
と思ってGitHubデスクトップをインストールしました。
使ってみて「SourceTree」よりシンプルという印象を受けました。
必要な機能だけに絞った感じです。
GitHubとのリポジトリとの連携も楽ですし、GitHubでソースコード管理する案件は今後もGitHubデスクトップ(GitHub Desctop)を使っていこうかと思いました。
Gitのおすすめ勉強法まとめ
Gitを勉強するのにおすすめな手段をまとめました。
- 本で学ぶ
「改訂2版 わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門」が入門書としてオススメです。漫画かよ、と思うかもしれませんが、それゆえに分かりやすいです。実務で頻繁に使うSourceTreeを解説の中心におかれているのも嬉しいポイントです。
2021年6月に改定され、最新の情報が反映されている点もおすすめです。
その他のおすすめ書籍はこちら。
- 動画で学ぶ
Udemyの「Git:もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター
」がオススメです。Gitの基本的なコマンドの解説はもちろん、実案件では必ず扱うブランチ・マージ・コンフリクトの解消方法など、チーム開発に必要なGitの全てが含まれています。
【Udemyがセール中(2022年7月28日(木)まで!】
対象コースが ¥1,480から。
Udemyで開講されているGitコースをすべてみる >>
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
GitHubデスクトップを導入して使うまでのステップは以下です。
なお、本記事の前提は以下になります。
・2021年8月時点の情報
・OSはMac
・GitHubのアカウントは取得済み
・GitHubでリポジトリは作成済み
今回の記事はここまでです。