
フリーランスが仕事でよく使うチャットツールを知りたい。
「おすすめツール○選」とかあるけど、実際のところ現役フリーランスはどんなチャットツールを使っているの?
こんなことを考えている方へ。
この記事のポイントは以下です。
・現役フリーランスが仕事でよく使うチャットツールがわかる
・現役フリーランスがやっている各チャットツールの活用方法
この記事を書いている私は大阪在住のweb制作フリーランスです。
東証一部のEC企業で5年勤務した後、フリーランスに転向しました。現在はウェブサイトを作ったり、ECサイトを作ったり、サイト分析をしたり、ブログを書いたりして生活しています。
現役フリーランスが仕事でよく使うチャットツール
現役フリーランスである私が、仕事でよく使うチャットツールは以下です。
順番に解説します。
第1位:メール(Gmail)

「メールってチャットツール?」というご指摘はもちろんなのですが、本当にメールをたくさん使います。
クライアントとのテキストコミュニケーションは、メールが一番多いです。
製造業、食品加工業、不動産業など、色々な会社の方とやりとりさせていただきましたが、メールが圧倒的でした。
クライアント企業にしてみれば、webサイトの制作依頼をするときだけ、わざわざ別のツールを使う理由もない訳です。
普段から仕事でよく使っているメールでコミュニケーションするのは、至極当然だと思います。
一方、フリーランス同士やweb制作会社とのやりとりは、ほぼchatworkかSlackです。メールは全く使わないです。
世の中にメールソフトは色々ありますが、私はGmailを使っています。理由は「Googleアプリを使い倒しており相性がいいから」です。
仕事用のアドレスは2つ持っていまして、両方ともGmailで受信しています。
受信(同期)に若干のタイムラグがあるのが不便ですが、送受信を一言管理できるので重宝しています。
別のアドレスやエイリアスからメールを送信する
>>別のアドレスやエイリアスからメールを送信する
別のメールアドレスを所有している場合は、そのアドレスを使用してメールを送信できます。たとえば、次のメールアドレスを使用できます。
Yahoo!メール や Outlook などの Gmail 以外のアドレス
仕事用、学校用、ビジネス用のドメインまたはエイリアス(例: @yourschool.edu、youralias@gmail.com)
別の Gmail アドレス
ヒント: 最大 99 個の異なるメールアドレスを使用してメールを送信できます。
受信メールはタスク管理としても使っています。ラベル機能を使って、受信メールを「未着手」「対応中」に分けています。作業完了したら、ラベルを外す形です。

なお、わざわざこんなことしなくても、受信メールを直接タスク化することが可能です。ボタンひとつでToDoという公式アプリに連携されます。
ただ、私には合わなかったので使っていません。
その他の活用事例としては、
- 自動振り分け機能でメールを整理したり
- 辞書登録をしてメール文面を爆速で書いたり
- 受信内容からgoogleカレンダーに予定を作成したり
などがあります。
Gmailは機能豊富です。豊富すぎるのですべての機能を使おうとせず、自分にあったものだけ取捨選択することが大切です。
第2位:Chatwork (チャットワーク)

第2位はChatwork です。
Chatworkはフリーランスになってから知りました。
無料で以下の機能が使えます。14グループチャットはそうすぐには超えないので、無料プランで十分戦力になります。
- コンタクト無制限
- 累計14グループチャット
- 1対1でのビデオ通話/音声通話
- 2段階認証
- 合計5GBのストレージ

使い始めて半年くらいでグループチャットの数が14を超えたため、有料版に切り替えました。有料版でも月400円なので安いですね。
Chatworkで主にやりとりする相手は以下です。
- web制作会社様
- 同業者、フリーランス
- その他ウェブツールに明るい会社様(EC系、web系、IT系ほか)
私はフリーランスですが、週の半分、web系の企業に常駐しています。常駐先ではChatworkをメインに使ってますね。主に社内コミュニケーション用です。
ちなみに背景は「ダークテーマ」にして使っています。目にもバッテリーにも優しいので。
第3位:Slack(スラック)

第3位はSlackです。
無料で使える主な機能は以下です。
- チームの直近のメッセージ 10,000 件にアクセス
- Google ドライブ、Office 365 やその他アプリなど10個のインテグレーション
- チームメンバー同士で 1 対 1 の音声通話やビデオ通話
- ファイルストレージ合計5GB

Slackも会社員時代は全く使用しておらず、フリーランスになってから使うようになりました。
Slackで主にやりとりする相手は以下です。
- 同業者、フリーランス
- ビジネスパートナー
対企業、対クライアントのコミュニケーションツールとしては、あまり使っていません。
同業者やフリーランスのコミュニティ、一緒に仕事をしているビジネスパートナーとの連絡手段で使用することが多いです。
Chatworkと違って、
- メッセージに装飾ができる(例:分かりやすく囲むなど)
- メッセージに「返信」することでスレッド化できる(メッセージが散らからない)
- メディアの貼り付けが楽
なので、使いやすいですね。
使い始めて1年弱。無料プランを続けています。無料でほとんどの機能が使えるので、有料化はしないかも・・・。
もし有料化するなら「ファイルストレージ合計5GBまで」に限界を感じた時です。デザインデータなどの重いファイルをアップロードされると、容量が一気に逼迫し過去のデータにアクセスできなくなるので。
あまり使わないチャットツール
逆にあまり使わないチャットツールを紹介します。
以下の4つです。
順番に解説します。
Microsoft Teams

1回しか使ったことないです。大企業の友人には使っている人が多いですが、フリーランス界隈ではほぼ見かけないです。
LINE/LINE WORKS

こちらも仕事での使用頻度は少ないです。元々知り合い→仕事もすることになった、というケースでは使いますが、新規のクライアントとのやりとりで使うことは少ないです。
Typetalk(タイプトーク)

Typetalkは株式会社ヌーラボが提供しているビジネスチャットツールです。ヌーラボというとタスク管理ツールの「Backlog」が有名。Backlogは使ったことがあります。しかし、Typetalkはまだ使ったことがありません。
Discord(ディスコード)

Discordはゲーマー向けの無料ボイスチャットアプリです。フリーランス間でのコミュニケーションで少し使ったことがあります。が、仕事で使ったことはないです。
おすすめツールはない、相手に合わせるのがベスト
正直、おすすめツールはないです。
クライアントの使いやすいツール、クライアントが連絡を取りやすいツール、相手に負荷をかけずに、仕事が一番捗るツールを選べば良いです。
普段の仕事でメールを多用している人に「やりとりはSlackでお願いします」と言っても、混乱を産むだけですし、メッセージが見逃される可能性があります。
なので、私は基本、相手に合わせるようにしています。
ただ、フリーランス同士で新しく仕事を始める場合などは別です。

何が使いやすい?

普段何使ってる?
と雑談まじりに話しながら、最適なツールを選択します。
その際はSlackが選ばれることが多いですね。
メッセージが来たら基本的にはいつでも対応する
人によって対応が異なるかもしれませんが、私の場合は、
ようにしています。
外出が多いのですが、常にバックパックにMacBookProを入れており、返信が長文になりそうな時は公園のベンチなどでサクっとPCを開いて返信しています。
ツールを上手く活用してアウトプットを最大化しよう
ツールはあくまで“ツール”です。
最高の成果を生み出すための手段に過ぎません。
ツールを使うこと自体を目的にせず、最大限活用して自分の仕事に活かすことが大切です。
辞書登録してメールを爆速で書いたり、ChatWorkでGmailを受信して一元管理したり。自分の使いやすいようにカスタマイズして、ツールと付き合っていきましょう。
仕事のアウトプットを最大化するコツは以下の本が参考になります。
まとめ
この記事のポイントをまとめます。
現役フリーランスである私が、仕事でよく使うチャットツールは以下です。
正直、おすすめツールはないです。
クライアントの使いやすいツール、クライアントが連絡を取りやすいツール、クライアントに負荷をかけずに、仕事が一番捗るツールを選べば良いです。
今回の記事はここまでです。